『ハヤブサ消防団』 池井戸潤
久しぶりに池井戸潤の小説。銀行関係のシリーズや町工場のものなどが好きで今回はどんな感じのお話なのか楽しみにしていた。
田舎に引っ越してきた作家の先生が消防団に入るところから物語が始まる。連続して火事が起こる。放火なのか?不始末による火事なのか?そんな中、火事に関係するだろうと思われる人物の死体があがる。ソーラーパネル設置や新興宗教も絡んできて最後まで気の抜けない展開。
銀行を舞台にしたものは最後はスカッと気持ちいい終わり方だけど、また違った雰囲気だった。楽しい読書の時間だった。
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