『ラブかは静かに弓を持つ』 安壇 美緒
著作権の裁判のために音楽教室に潜入する主人公。過去のトラウマがある主人公。チェロに長らく触れていなかったけど、潜入の仕事を言い渡され再びチェロを手にする。チェロを演奏し、講師の演奏を聴いたり、レッスンに通ううちにチェロ仲間ができ少しづつ変わっていく主人公。潜入捜査の事が重く主人公にのしかかる。
中盤からいつバレるのか、バレたらどうするのか、気になるけどこのままバレずに終わって欲しいと、読み進めたいけど読みたくないような気持ちだった。
最後まで読んで主人公の葛藤がすごくよくわかり読んでよかった〜、と思った1冊。本屋さん大賞2位、わかる気がした。
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